お問い合わせを頂いたのはメール。
私共の勝手な思い込みなんですが、
メール = 若い方 という図式が出来上がってしまっていて、
お伺いして、ビックリ!
な、なんと!
弊社社長よりも年上・・・ってことは・・・
テキパキと現況の問題点を説明し、案内して回ってくださいました。
庇部分、躯体と塗膜の間に水が入り込み、風船状に膨らんでいます
今回塗り替え時に庇部分上部の防水工事を提案。
同時にシーリング打ち替え等々必要と思われる工事をお話しました。
10年近く前に1回目の塗り替えをなさったとのこと。
そのときはウレタン塗料で塗り替えをしたが、
現在の傾向としてはどのような塗料が出ているのか?
それは、ウレタン塗料と比べてどう違うのか?
ハイブリッド型塗料って?
フッソとの違いは?
ひとつひとつ質問され、納得いくと次の質問というように
一歩一歩段階を踏んで質問をなさるNさま。
年齢のこともあり、
「より長くもつ塗料での施工」にこだわられたNさま。
最終まで悩まれましたがフッ素での施工を決定されました。
高圧洗浄
シーリング工事
プライマー、シーリング充填、ヘラ押さえ完了後
下地処理
不良箇所を撤去
モルタル補修
外壁塗装
2)中塗り
シミュレーションで色を決められました。
テラッコッタ色と白色、2色の外壁。
どこで縁を切るのか、細かい部分にも気を配られました
屋根塗装
下塗り
以上の工程を経て
工事完了!!!
施工前に、何度もメールのやり取りを重ねました。
分からないことは納得いくまで質問され、ひとつひとつ段階を踏んで
塗料に関しても、色に関しても、自ら決定されました。
的を得た鋭い質問に、
思わず 「 理系ですか?」
理系談義に大盛り上がり。
理系のお仕事を退職後、現在もパソコンを続けておられるとのこと。
工事期間中、毎日自ら工程の進捗状況をチェックなさいました。
ある日、スタッフと打ち合わせ中、あまりの暑さに座り込んでしまわれました。
その日以降、別な現場のスタッフまで
「Nさんは元気なのか?」心配し、たずねてくる有様。
施工後の掃除にお伺いし、お元気な様子にホッとしました。
「この歳で、このような大規模工事はシンドイです」
ふと漏らされた言葉に、お客様の想いが凝縮されているような気がしました。
工事終了後、どっと疲れが出てしまわれないか、心配していましたが
早々に工事金額のお振込みを頂き、メールも頂きました。
Nさま、ありがとうございました。
奥様、細やかなお心遣いをいただき、ありがとうございました。