震災直後から2度目の塗り替えをお考えで、お電話にてお問い合わせを頂きました。
施工前
この地区での施工例はいくつかありますが、同じ会社が開発したため?か、
同じような構造の建物が一つの街区を形成しています。
だからこそ、他の家と比べて余計に傷み具合が目立ち、工事を決意したとHさま。
モルタル壁
窓枠周囲のクラックが多くみられます。
震災直後の塗り替えで石調の塗料が吹き付けられ、
壁が硬くなり、微細な地面の振動に追随しきれず、ヒビワレが増えたような印象を受けました。
一番気にされていたのが軒天部分
現在はケイカル板が主流ですが、少し前の建物では、このように木製の板が張り付けられていました。
お見積もりののち工事を発注頂きました。
工事をお待ちいただくこと3か月。
高圧洗浄
「 紅いモニエル瓦には気を付けよう!!! 」
教訓めいた思い出がスタッフの中に、こびりついています。
ハイ、紅いモニエル瓦、凄いんです。厳戒態勢で洗浄に臨みました。
塗膜片の飛び散り様の凄まじいこと
洗浄機のホース先まで紅くなっています。
クラック処理
ほんの小さなものから大きなクラックまで、大きさにより処理方法は異なります
軒天部分補修
軒天という部分柄、どうしても雨や湿気を取り込みやすいため、
腐食したり、雨染みができたりしています。傷みのひどい部分を取り除きます
外壁塗装
今回は長くなるため、細かい部分は省略いたします。
使用材料は
下塗り・・・・日本ペイント アンダーフィラーエクセル
中塗り、上塗り・・・日本ペイント オーデフレッシュSi100
外壁塗装の様子
鉄部錆び止め
中塗りの様子
左側の白い部分が下塗り、右側クリーム色部分が中塗り
軒天塗装の様子
保ちを良くしたいため、木目は目立たなくなりなすが、より強い塗料を提案。
屋根塗装
モニエル瓦専用塗料を直接吹き付けていきます
1回目終了後
吹き付け時から時間を置くと、このように、塗っていないようなよく分からない状況になります。
傷んだ屋根瓦に塗料が染み込んでしまったためです。吸い込みと呼ばれます。
吸い込みがなくなるまで、何度か吹き付けを繰り返します。
こうして、工事完了!!!
Hさま、ありがとうございました。
毎日お心遣いを頂いていたのですが、最終日の沢山のウーロン茶にはビックリでした。
どうもありがとうございました。