お問い合わせをいただいたのは2年半前のこと。
屋根の割れが所々見られるものの
壁もシーリングも状態が良く
屋根の割れ=雨漏り ではないので、まず屋根の補修を行い、あとは外壁やシーリングの劣化状況を見ながら
追い追い施工時期を決めても良いのでは?と、ご提案。
以後、半年に一度の割合でお伺いし、
建物の状況をチェック。
で、2年半が経ち
ぼちぼち秋口に・・・ということで施工が決まりました。
①足場仮設
②高圧洗浄
汚れや劣化した部分が取り除かれていきます
③シーリング工事
1階部分はサイディングの風合いを残すためクリア塗装を行うことに。
周囲の模様に比べてシーリング材の色が目立ってしまわないように
色の選定には注意が必要です。
④外壁塗装
1階部分クリア塗装
1)釘頭補修
サイディングを固定している釘の頭。
錆止めを塗り、周囲と馴染むように色を合わせます。クリア塗装な2工程。
下塗りと上塗りです。
3)上塗り
色がつくわけではないので、塗った、塗っていないが分かりづらい工程でもあります。
スタッフにより、色々工夫はあるようですが
区画を「ここまで!」と決め、区画ごとに塗っていっているようです。
2階部分塗装
2)中塗り
2階部分の色と屋根の色は事務所でシミュレーションを御覧頂き決定しました。
1階部分と同じ系統の色から選びました。光の具合によって色んな表情を見せる色です。
最近、この色を選ばれる方が多くおられます。
3)上塗り
先ほどの中塗りと同じ色なんですが、この日は曇天。
光の具合によって可愛らしくも、落ち着いた表情も見ることの出来る色です。
4)付帯部分塗装
樋や雨戸、水切りなどの付帯部分は、現場で色合わせを行います。
お客様立会いの下、一緒に色を決めていきます。
⑤屋根塗装
こうして
工事完成!!!
細やかにご連絡を下さり、良いタイミングで工事をなさったFさま。
塗り替え工事は早ければ早いほど良いというわけでもなく、
かといって、いつまでも放置していると必要以上の出費に繋がります。
建物の現況や、予算のこと、ご家族の事情(ご病気や受験、売却など)・・・
様々なことを念頭に置きながら
計画的に予定を組まれる方もおられます。
現況確認にお伺いした際に、そのあたりのことも含め、何なりとご相談ください。
Fさま、現場スタッフや私どもへ
温かいお言葉、疲れた身体に嬉しいクッキーまで、ありがとうございました。
いただいたメール、社内の掲示板に貼っています。
毎日、眺めては元気を頂いています。