電話にてお問い合わせを頂きました。
現地調査にお伺いしたのは昨年の未だ寒さが残る時期のこと。
6軒で1棟の建物が中庭を挟んで、二棟向かい合って建っており、
合計12軒のコミュニティ。(写真は工事完了後のものですが・・・)
向かって左側がA棟、右側がB棟。
A棟とB棟は、それぞれ違った造りになっていて
各専有部分は各々で手を加えておられる部分もあって、
間取りや防水の仕様等も入居者様によって違っていたりしました。
経年劣化の部分はA棟、B棟ともに共通
外壁のシーリングの劣化によるものと思われる雨漏り
各棟各々の間取りによるものと思われる問題点としては
A棟全戸に天窓部分からの雨漏りがみられ
写真のようにコップに漏れた水を受け、
どのくらいの雨で何CC溜まったか記録しておられる方もいらっしゃいました。
天窓部分のガラスには網入りのガラスが使用されていました。、
この網入りガラス、直射日光でガラス内の網の部分(鉄)が膨張し、
ヒビ割れが。
入居者様自身でこの問題点に気付かれ、
少しでもガラスの温度上昇を抑えようと 簾をかけておられるお宅も
B棟
屋上ベランダからロフト内部壁への雨水の侵入
白丸部分内部の様子
12軒全戸見せていただきましたが、どの入居者さまも
真剣に悩まれ、話をしてくださる姿が印象的でした。
施工、足場仮設の様子は次回に