以前からお世話になっている方のマンション。

お話をいただいてから、数年、
「　いつでもいいから・・・」のお言葉に甘え、日が経ち・・・・。

ようやく、このたび、工事の流れとなりました。

施工前の様子
阪急電車の沿線に建つマンション

築年数が古い分、様々な不具合が見受けられます。

外観的な部分としては
油汚れや、雨だれのシミ

水切れの悪い部分にはコケが

建物東面にはツタ
工事前に撤去予定。

雨樋が外れていたり

瓦部分。漆喰も所々ポロポロ剥がれ落ちています

じっくり観察していくと

中の鉄筋が錆び、剥離しかかっている軒天

塗膜が浮いてしまっている部分

天井部分。どうやら、水が躯体にまわっているようです

真上に当たる部分へ移動してみると案の定、水が溜まっていました。

階段部分、屋上部分の防水層の膨れ

ご提案した工事内容は、
外壁塗装に伴って、外壁改修（下地補修、シーリング工事）、防水工事、瓦部分漆喰工事

工事に先立ち、足場が立つと駐車できなくなる方へ近隣の駐車場をご用意。
足場仮設前に移動をして頂きました

こうして、いよいよ工事開始！！！

足場仮設

高圧洗浄

外壁調査、東面ツタ撤去
外壁調査の様子

補修が必要とされる部分にはマーキング
クラック補修痕のシーリング剤がブリード（黒くなり、ネバネバする）を起こしているという印。
ブリードの「ブ」

下地の浮きや、剥離の見られる箇所。
悪い部分をこそげ取る「ケレン」という作業が必要・・・という印

東面ツタの処理。
クキの部分は取れても、壁に張り付いていた触手のような部分がクセモノ。
なかなか取れないため、バーナーで処理

次回は下地処理、外壁塗装について、ご紹介したいと思います。