お友達からの紹介。
ご連絡を頂き、現況確認にお伺いしました。
現況確認
全体に色褪せと、コケ等で黒ずんでいます
線路沿いに建つO様邸。
やはり地盤の振動が多いからなのでしょうか?
かなり大きいクラックも
塗替えと同時に、O様からご要望を2つお聞きしました。
ひとつは、既存の引き戸式の雨戸を、
電動のシャッター雨戸に交換したいとのご要望でした。
ですが、写真のように庇とサッシの上端との間にスペースが無く
このままではシャッターボックスが取り付けられないのです。
一度庇を撤去し、再度下地から造りなおす必要がありました。
もうひとつはエントランス付近の塀
戦前からかも!?と奥様。
崩れると怖いので、やり直して欲しいとのこと
お見積もり提出の結果、工事を発注いただきました。
「年内に」とはお伝えしていたものの、
台風や長雨で、工事に着手できたのは12月に入ってからのこと
①足場仮設
細い路地に面したO様邸。
足場屋さんのトラックが進入することが出来ず、
近くに停めさせて頂き、そこから歩いて部材を搬入しました。
②既存庇、雨戸撤去および下地工事
このような雨戸と庇が
庇の取り付け、下地が完了した様子
これだけスペースがあれば、シャッターボックスが取り付けられます
③下地補修
浮いている箇所をビス固定したり
白いのは錆止め ビスはステンレス製ですが念のため
④屋根補修
現況を見せて頂いたのは6月のことでした。
いざ足場を建て、上ってみると
屋根の棟包みが無い!
秋の台風で飛んでしまったと思われます
雨漏りが無かったのが何よりの救いでした。
無事保険の申請も認められ、補修することになりました
⑤高圧洗浄
⑥付帯部分錆止め
⑦外壁塗装
新たに下地を作った部分や補修部分(左官仕上げのまま、ツルツル)を、
既存部分の地模様と合わせるための吹き付けを行います
今回は、塗装以外の工事のご紹介もあるので、
外壁塗装の下塗り、中塗りを割愛させて頂きます。
上塗り
前回ご紹介したM様邸でもお選び頂いた色です。
ピンク系なのですが、ピンクピンクせず、穏やかな優しい色合いが人気です
⑧屋根塗装
同じく、タスペーサー差込や下塗り、中塗りを割愛いたします
⑨サッシ工事
⑩塀工事
圧迫感はあったけれど、目隠しになるからと、
塀の高さは以前と同じ高さを希望なさいました
2)ブロックを積みます。
大阪北部地震の折、ブロック塀での痛ましい事故がありました。
鉄筋を縦にも、横にも入れながら積み上げて行きます
O様邸前の路地は、駅に向かう人が多く通られ、けっこうな交通量。
塀の下部の泥はねを気にしておられたO様
相談の結果、タイルを貼ることに。
タイルを貼った塀と、
左官仕上げの上に模様合わせ吹き付けを行った新しい壁
4)塀の塗装を行います。
写真は下塗りの後、中塗りの様子
塀は外壁よりも濃くするのか薄くするのか、
塀の大きさにもよるのですが悩みどころ。
今回は若干濃い目で、ベージュ系の色です
⑪足場解体
12月27日、足場を解体しました。
が・・・・
足場屋さん・・・・足場解体時、部材がベランダ笠木を直撃。
こうして
工事完了!!!
年末、最後の最後まで慌しくなってしまい、申し訳ありませんでした。
お正月、どっと疲れが吹き出されたのではないでしょうか?
ですのに、いつも 「 寒いでしょう?温まって! 」 と
暖かいお茶やお菓子のお心遣いを頂きました。
Oさま、ありがとうございました。
近隣の皆様も、ありがとうございました。
足場のトラックを停めさせて頂くため挨拶に回ると
「仕方ないもんね~」と、どの方も快く受け容れてくださいました。
工事を終え、掃除をしていると通りかかる皆さんが
「キレイになってよかったねぇ」と声をかけてくださいます。
電動シャッターも、
「朝起きたら、ボタンひとつで雨戸が開くのが嬉しくて嬉しくて」
喜んでいただけて、私たちも嬉しかったです。
皆様ありがとうございました!