7月の大雨の後、多くのお問い合わせを頂きました。
安心なはずの屋内で雨が漏れてくるのは、やはり憂鬱なものですし
建物がどうになってしまうのではないかと不安なものです。
雨が落ち着き、8月に入っても雨漏りのご相談は多く頂きます。
7月と状況は変わらず、直ぐの対応は難しく、応急処置の後、
ご連絡を頂いた順、緊急度の高い順から工事に入らせていただいています。
原因としては純然たる雨漏りもあれば、
配管のミスが原因だったものもありました。
雨漏りの事例も少しずつご紹介できればと思います。
お世話になっている不動産会社さんの管理物件です。
このように階段室の天井全体がガラス張り。
何処というスポット的な漏れではなく全体から。
それこそジャジャ漏れ。そんな状況でした。
壁面はカビ?のようなもので黒くなり、
日常から雨水が滞っている状態が見て取れました。
天窓(トップライト)は、光を屋内に取り込む最も効率的な手段なのですが、
もともと雨漏りしやすい構造で、ひとたび雨漏りしだすと
最終手段としては 「塞ぐ」 しか方法が無いのが現実です。
かなりの漏れ具合であること、しかも全体からの漏れ。
燦燦と降り注ぐ光が勿体無いのですが
今回、天窓を塞ぐことにしました。
光が入らず、暗くなってしまった階段室を少しでも明るくするため白く塗装し
色々な事例をご紹介できればと思います。
入居者の皆様、御協力ありがとうございました。