時折いただく「ちょっとご相談が・・」電話。
お伺いしたのは王子動物園
おかげで時折、この子たちにも逢える

リニューアル計画が発表されたところだが、
まだ具体的には決まっていないそう。
御相談を受ける建物や施設の予算により、傷み具合により、
そして今後の予定により
「必要ないのでは？」とお伝えしたり
ガッツリ補修ではなく最低限の補修でご提案したり、色々。

今回ご相談を受けたのは
かがみのおうち

今すぐ取り壊す予定はなく、
ひとまず３~４年程度使う予定とのこと
正面と、鏡の枠などの付帯部分の塗装を仰せつかった。
中央の人形（FRP製）や、看板は専門業者さんにて補修されるそう。
打ち合わせの詳細を写真に落とし込み

毎週水曜日の休園日を狙って施工することに。
お見積りを提出ののち、Goサインを頂けました！

１）ケレン・養生

作業の傍ら、業者さんが自動販売機を移動

自販機の裏に隠れていた飾り物を撤去

取り切れなかった接着剤の痕、傷んだ塗膜なども撤去

塗装に入る前に、
塗料が付着しては困る部分を養生
今回で言うと他社様の施工部分です。

正面壁面塗装
錆止め

当初は、もっと冴えた青だったと思われます。
今は全体に色が褪せ薄い水色に。
今回は正面しか塗装しないため、違和感のないように
褪せてしまった周囲の色に合わせて塗料を発注。

壁面塗装完了(１日目、作業完了）

翌週の水曜日、２日目の工程は
付帯部分塗装
鏡の枠などを塗ります

この日は、ひとり、細々作業です

こうして、私たちの工事は完了

それから数週間後の雨の日、
請求書を持参がてら、お伺い。
それは見事に仕上がっていました。

「全体に違和感なくおさまってくれてよかった。」
「壁の色、絶妙に馴染んでいますね」そう言って頂けました。

リニューアル、どんな具合に進むのだろう。
園内に所々残る「昭和」感。
私としては、ホッとするというか、ほっこりするというか
そこが好きなんですが・・・

こどもが楽しいのは勿論のこと、
一緒に訪れたおじいちゃん、おばあちゃん世代も
落ち着き安らげるような、そんな施設であって欲しい
そう思います。