願いはひとつ

10月3日、
カジチャンマン、世に出る!

大きな幹線道路沿い、
いずれ、お目にかかれるかもしれません。

 

デスクワークが苦手で、現場に出るのは嫌いではない。
とは言っても
肌はカンカンに日灼け、一斗缶を軽々持ち上げる腕は逞しい。
この十数年、毎日毎日デニムにスニーカー。オシャレとは程遠い。
先日遂に
「オッサンかオバハンか、
   判別がつく程度の容姿は保ちたい」
そう訴えたためか?少し時間が出来ました。
この暮らし、いつまで続く?
明日にも終わりそうな気が・・する・・・。

 

 

 

さて、ブログでチラっと触れましたが
只今施工中の現場。
それなりに覚悟してお受けしたものの

 

窓枠の額縁の木材を外してみると
ん?

 

見たことのない建材が
へ?

 

ただのナイロンテープにしか見えない
うーん

事情をお聞きすると、
カナダの方が建てた家だそう。
「海外の方あるある」かもしれませんが
日曜大工の延長のような箇所がチラホラ。

 

窓枠の水仕舞が全く機能しておらず
サッシの水抜き穴も、
飾り枠の取り付け方に問題があり機能せず、

逃げ場を失った雨水が躯体内部に侵入、このような状況に。

 

施主様の家を含め3軒、同じ方が建てたそう。
廊下で繋がるご親族の家との間の壁が一番傷んでおり

 

施主様側の壁は補修したものの
隣接するご親族宅の壁も、嫌な予感がして仕方がない

ご親族から工事はお受けしていないものの
このまま見過ごして良いの?

 

という訳で、
施主様からご親族様へ事情を説明していただき、
壁を捲らせてもらいました。

捲らせてもらって正解。
傷んでいるところを取り除くと、その先にはうっすらと光が・・・
光の正体は室内から漏れ出た光。
それほど、壁が傷んでいたのです。

 

傷んでいる箇所をすべて撤去し、
新たに下地を作り、昨日左官仕上げまで完了

 

室内に影響が及ぶ寸前の状況。
ですので、施主様もこれほど傷んでいるとは思っておられず、
言葉を失っておられました。
あと数年遅かったら建て替えしか方法はなかったと思います。

 

カナダの風、を感じるゆとりなく
毎日が「どないしたらええと思う?」
大工さん、板金屋さん、左官さんを巻き込んで
現場で討論の日々。
素敵な洋館風の外観、可能な限り風合いをを残しつつ
これから先も永く住んでいただける建物にしたい。
願いはひとつ

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