施工に至るまでの経緯
隣り合って建つM様邸と、S様邸。
お二方とも古くからのお客様。
今年の春先のこと
「ちょっと屋根見てくれへん?」
2軒ともに定期的に塗装しておられ、
さほど状態は悪くありません。
提案は2つ
今後も定期的にメンテナンスを行う「塗装」なのか
しばらくメンテナンスに手がかからない「カバー工法」なのか
結果として、それぞれ違うメンテナンスを施工。
M様は塗装、
S様はガルバ鋼板によるカバー工法を選ばれました。
それぞれの施工
M様邸(屋根の塗装)
屋根の状況をお伝えしてから程なく、M様から、
屋根とベランダの手摺や、雨戸などの付帯部分を塗装したいとお返事が。
少しお待ちいただいたのち、施工となりました
M様の施工後、しばらくして
S様からご連絡があり、
「私の家はカバー工法にしようと思う」とお返事を頂きました。
同じ時期に建てられ、同じサイクルで同じようにメンテナンスを行い、
共に年数を経てきたM様邸とS様邸。
予算のこと、
今後の住まい方、
ご自身の年齢や健康状態、
ご家族のこと
それぞれの事情や背景をふまえ、悩まれた末の、それぞれの決断。
S様邸(屋根・カバー工法))
1)屋根の土台を作る
勾配が緩やかで、作業しやすい屋根なんですが
ある程度勾配が無いと、
ちょっとした凹みや窪みに雨水が溜まってしまうのも事実。
しっかり勾配をつけるため土台を作ります
3)ガルバ屋根材を取り付け
下から順に
M様邸との境界、
側面の納まりはこのように
平らに見える部分も、雨水が流れるように勾配を付けています
Mさま、Sさま、ありがとうございました。
かれこれ長いお付き合いになります。
仕事の話ばかりでなく、ご家族のこと、普段のくらし、楽しみや趣味
ほとんどが「仕事とは関係のない話」ばかり。
今になって思うと、そんな何気ない会話を通じて知らず知らずのうちに
お互いの人生観や価値観への理解を深めてきた気がします。
そして今もなお、お付き合いの続いているお客様は、
おそらくその辺りの価値観が「合う」のかもしれません。
要るものは「要る」要らなければ「要らない」
お客様ご自身で納得のうえ、決めていただければと思うのです。
その為には、
何でもお話しください
何でもお尋ねください