施工までの流れ
前回の施工は2013年のこと。
その際、外壁の塗装は無し。
屋根のみ塗装。(写真は屋根塗装完了後の様子)
それから10年後の、2023年の末、
S様から再度ご連絡を頂いた。
お名前をお聞きして、真っ先に思い浮かんだのが、
庭先の大木。
2013年の施工時の写真
凄いでしょう?
トトロの木みたい。
お伺いして真っ先に思わず、
「あの木は?」
根っこが悪さをして、
門扉周辺のタイルが浮き上がってしまっており、
今回補修をご希望
施工前の様子
全体的にはこんな様子
外壁はかれこれ20年以上塗装無し。
すっかり色褪せてしまっていますが、クラック等も無し。
強いものです。
今回は外壁屋根塗装と、軒樋・縦樋を取り換えることになりました。
満を持しての外観全面リフレッシュ。
ご相談いただいたのが11月のこと。
寒い時期の施工はお勧めしないため、
暖かくなる春先を待っての施工に。
施工中の様子
2024年4月23日
足場仮設
高圧洗浄
既存の樋、撤去
屋根塗装
タスペーサー差し込み、錆止めののち
1)下塗り
樋が無いので、塗料が滴り落ちるのを防ぐため
周囲を養生。
一見不便に思えますが、見方を変えると
樋が無いからこそ
カラーベストの木口や破風板が、しっかり塗りこめる利点も。
3)上塗り
次回のメンテナンスはカバー工法を視野に入れる必要がありそう。
シーリング
付帯部分錆止め
外壁塗装
2)中塗り
建てられた当初の風合いを求めておられるようでした。
S様の中に明確なイメージがあり、
それに近い色で何色か塗り板を作成。
一番イメージに近いND322に決まり
ここからは足場シートを外して
塗りムラ、もれ、散りなどをチェック。
近くから見たり、一歩引いて見たりしながら。
付帯部分塗装
付帯部分の色に関しては現場での調色。
今回は新たに取り付ける樋の色に合わせて
塀の塗装
樋の取り付け
ここから、縦樋の取り付けへと進みます
物置屋根の塗装
どのお宅にもある物置
年数を経て錆びてしまっていることが多い
1)錆止めを入れ
門扉周辺土間
こうして
工事完了
Sさま、ありがとうございました。
打ち合わせと称しながらも、つい多趣味なS様の話を根掘り葉掘り。
色んなことをご存知で、ご自身の考えをしっかり持っておられるSさま。
そのうえで、「どう思う?」と私たちの意見にも耳を傾けて下さいます。
聴いて下さるので、私たちも思うことを話す、
「じゃあ、ココはこうしよう!」「それじゃこっちは?」
意思の疎通がスムーズで、
「一緒に何かを作り上げていく」ような、
何だかワクワクする工事期間でした。
裏のF様、お向かいのK様もご紹介くださいまして
ありがとうございました。
近隣の皆さまも、F様邸からS様邸の完了まで、1か月と少し。
長らくご協力を頂きましてありがとうございました。