この写真をご覧になって、何か気付かれた方は
凄い眼力の持ち主かも!?
実は、このマンションの南面壁面には、
鳩除けネット(防鳥ネット)が張られています。
今回、マンションの改修工事にあたり、
オーナー様からハトの被害について相談を受けていました
特に酷いのが南面で、それはもう、頭を抱えておられたのです。
最初、私たちで鳥除けネットを張れば良いと思っていました。
ところが‥…聞けば聞くほど、被害が深刻であることが分かってきました。
素人の付け焼刃の知識では敵わないのではないか、
しかも、ネットが張れるのは足場仮設時のみ。
効果がなかったら?
考えれば考えるほど、今回ばかりはプロの方に
お願いした方が良いのではないか・・そう考えが傾いてきました。
弊社の事務全般を受け持ってくれているJスタッフさん、
実はご主人も建設関係のおシゴトをされていて
その伝手で、専門業者さんを紹介していただきました。
と、話を進めつつも、
足場を組み、工事が始まると、ハトはいなくなるのでは?・・・
まだ、どこかに甘い考えが残っていました。
ところが
足場を組んでみると、
ハトは立ち退くどころか、逆にネットに囲まれ立ち往生。
余計に居座るようになってしまい
マンション全体が巨大な鳥籠になってしまったのです。
絶対、プロの方に任せよう(涙・・)
そう固く誓わずにはいられない状況でした。
オーナー様に説明にも来てくださり、
現在の状況と、対策を希望する場所、細かに話を詰め
工事の最後に対策工事をすることになりました。
テーマは
「ハトを近寄せない」
そして
「ハトをとまらせない」
工事期間中、一度高圧洗浄したにもかかわらず
また、ハトの糞で汚れてしまったため、
対策工事の前に、再度、高圧洗浄。
被害が集中していた南面には、金輪際ハトが近付けないように、
防鳥ネットを
そして、被害は少ないものの、目撃例の多かった場所には
ハトがとまって羽根休め出来ないよう、対策がなされました。
この対策、それは徹底していて
ハトがとまれそうな場所という場所に
被害の少なかった低層階のベランダも
とまらせません!羽根休めさせません!
専門業者さんの執念が実って
ハトの姿を見かけることも無くなりました。
こうして、無事ハト除け工事が完了し、
足場解体の運びとなりました。
解体してみて、
改めて専門業者さんにお任せして良かったとしみじみ。
防鳥ネットで、見るも無残な外観になってしまっているマンションを
多く目にしますが、
全然わからないでしょう?防鳥ネット
オーナー様も
「賃貸物件は外観も大事だから、
上手く収めて頂いて本当によかった」
そう仰られました。
ハト VS オーナー様の戦い、
ここに終結。
オーナー様、ご入居の皆様、近隣の皆様
各工事の専門業者さん、関係者の皆様、
ご協力いただきまして、どうもありがとうございました!