お電話にてお問い合わせを頂きました。
住所をお聞きしてお伺いしてみると、
そこは何と、元町本通のアーケードに面した建物。
入居しておられる店舗の入れ替わりに合わせて、内部、外部ともに手を入れることに。
内部は別の業者さんの施工。
シーリングのブリード
サッシの際の黒くなっている部分がブリードしたシーリング部分です
店舗としての用途から、
長くに渡って美観を維持できること
傷んだ外壁の補修(これから先の可能性も含めて)重視のお見積もりをご提案
工事を発注いただきました
店舗の入居日予定に合わせて、工事に入りました
①足場仮設
人通りの少ない朝一番から着手しましたが、やはりガードマンさんは必須。
②外壁調査
せっかく足場を組んだのですから、外壁をくまなく調査。
躯体の浮き、塗膜の浮き、クラック、雨漏りに繋がりそうな箇所等々
チェックしていきます
③下地処理
1)Vカットシーリング
一定の幅を超えたクラックはVカットシーリングで補修します。
クラックに沿って敢えて大きな切れ込みをいれ、クラックを補修する方法です
2)塗膜浮き箇所の撤去
塗装の度に塗膜が形成されるのですが、
その塗膜が浮き上がってしまっている状態のまま
新たに上から塗装をしても、結局同じように浮き上がってしまうため、
チェックし、徹底的に撤去します。
3)エポキシ樹脂注入
躯体と鉄筋の間に浮きが生じている場合、エポキシ樹脂注入を行います。
4)補修を終えた箇所はこのように面調整を行い
下塗り時に、砂骨ローラーで模様付けを行います
④シーリング工事
⑤高圧洗浄
本来足場仮設の後に行うのですが、漏れの危険性が高いなど状況に応じて
工程を組み替えることがあります。
今回は漏れの可能性があったことに加え、内部では別の業者さんが作業中。
もし何かあって、ご迷惑をかけてもいけないので、下地と、シーリング工事の後に洗浄を行いました
こうしていよいよ、作業は塗装へ入ってまいります。
塗装~工事完了までは後編で、詳しくご説明いたします。