お電話にてお問い合わせを頂き、お伺いしたのが昨年９月。

施工前の状況
ＡＬＣ造。
奥行きが長く、２つの通りに面した建物。
表通りはご商売の窓口。
裏通りはご家族の玄関。

コチラは裏通り側

建物は経年劣化程度の傷み具合
目地シールの破断

屋根はこのような状況

裏通りに面したベランダ部分から雨漏りがあり

今回の工事で
ベランダの防水
ＡＬＣ板の継ぎ目全てのシーリング打ち替え（写真青い線の部分）
最終的に壁が斜めになっている部分のブリキ工事　（写真緑で囲まれた部分）　　の、３つをご提案

しかしながら一番の問題点は
お隣との隙間の無さ！
足場の仮設は到底無理！
お隣の屋根の上に・・・というのも心苦しい・・・・

というわけで今回は吊り足場を選択。
このように足場が上から吊られている、少し特殊な足場。

待ちに待って頂き、ようやく施工予定をお伝えできたのが年をまたいで本年２月。
「忘れられたと思ったでぇ」と笑って許してくださったＴ様でした。

工事着手は３月初旬でした

足場仮設

シーリング、下地補修

ＡＬＣ目地部分全て、シーリング打ち。

下地補修

雨水で腐ってしまった木部は

このように隙間を埋め

雨水があたっても腐らないようプレートで保護

高圧洗浄

外壁塗装

１）ケレン・錆止め

２）下塗り

３）中塗り

４）上塗り

屋根塗装
１）下塗り

２）タスペーサー挿入

３）中塗り

４）上塗り

ベランダ防水

ベランダはＦＲＰ防水

防水完了後

ブリキ工事

桟を打って

このように、ブリキ板を重ねていきます

このような工程を経て
工事完了！！！

施工前

施工後

お伺いすると、いつもお父様が出てきてくださり、
色々と声をかけてくださいました。
中でも、一番驚いたのが、防水工事のときに出てきた自作の改修ドレン。
家の中にある廃材を上手く組み合わせて作られたとのこと。
何年か前に、雨漏りが止まらず、
家を建てた業者さんに相談したが原因が分からないと言われ・・・・。
お父様がご自身で原因を突き止め、対処なさったとのこと。

足場解体の日も、
表通りの店先に出しておられる回転式の看板がゴリゴリと音を立て、不具合。
「　分解したら治るワ　」　と、お父様。

工事完了の翌日。
嬉しい、嬉しい配達が

早速、皆で分けっこ。

Ｔさま、ご家族の皆様、
ありがとうございました！