同級生宅の雨漏り・・からの、まさか!な、展開

「雨漏りしているから見て欲しい」とお電話を頂いたのは
弊社代表、梶川の同級生Tさん。

 

「ほな、見に行くわ」とお伺い。
確かに

 

 

 

 

 

 

 

 

屋根裏も覗かせてもらうと
雨漏りの痕跡が見受けられます

 

 

 

 

 

 

 

 

漏れているちょうど上は、この辺り

 

 

 

 

 

 

 

「取り合い」と呼ばれる、外壁と屋根の継ぎ目にあたるこの部分、
構造的には弱い部分になります。
Tさんの家は壮麗な寺院。尖塔のある豪華な造り。
その分、屋根の形状は複雑で「漏れやすい」要素を孕んでいます。

雨漏りは壁からなのか、

 

 

 

 

 

 

 

 

はたまた傷んだ「谷」や、「水切り」の部分からなのか

 

 

 

 

 

 

 

いずれにしても補修が必要な状況
漏れている部分周辺の外壁の補修に加えて、
谷や水切りの金具もやり直し状況を見ることに

 

1)外壁補修工事
目地のシーリングを打ち直し

 

 

 

 

 

 

 

クラックの補修

 

 

 

 

 

 

 

そのうえで、下塗り~上塗りを行いました

 

 

 

 

 

 

 

 

続いて
2)谷、水切り工事
溜まっている、ごみや土などを撤去し見てみると
金具に一部穴も開いていて

 

 

 

 

 

 

 

 

 

瓦の下の被りが浅いことも気になっていたので、
ガルバ鋼板で谷や水切りを新調

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

水切りも、大きめにしてガッツリ上から被せました

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に、散水試験をして雨漏りの無いことを確認

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この状態でしばらく様子を見て貰うことに。

ところが

工事ののち、しばらくして
かなりまとまった雨ののち、再び雨漏りの連絡が・・・。
お伺いすると、漏れています。

 

 

 

 

 

 

 

前回の工事ののち、もしこれで雨漏りが止まらないなら
次は屋根かなぁ・・・何となく考えていました。

という訳で、屋根屋さんと一緒に散水調査です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここ!という重大な不具合は見られないものの、
かなり年数を経て全体に傷んでおり、
下地をやり直してみる価値はあるのではという結論に

 

3)屋根工事
瓦をめくり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴムアスルーフィングを敷き

 

 

 

 

 

 

 

 

 

再度瓦を載せて

 

 

 

 

 

 

 

瓦工事完了

 

 

 

 

 

 

 

 

 

瓦工事を施工したのが2月の最初。
それ以降、漏れていません。

 

「もう、大丈夫やと思うから請求書出してぇな」
Tさんからそう言って頂き、請求書をお渡ししたのが4月末。

 

実は雨漏りの相談と合わせて、
Tさんから思いもよらない、まさかの依頼を受けていました

それは
共同墓地の建設計画

 

 

 

 

 

 

 

 

※写真はイメージ画像です

解体屋さん、造園屋さん、看板屋さん・・・
心強い協力業者さんの力をお借りして
全体の大まかなアウトラインが出来上がったところ。

Tさん、どうもありがとうございました。
実は、お尋ねできなかった質問がひとつございます。

「お坊さん専門の
通販雑誌ってあるんですか?」

以前読んだ本で、
そのような雑誌について触れられており、
お坊さんがお召しになる袈裟から、
お寺に必要なありとあらゆる備品が購入できると触れられていたのですが
本当にあるの?・・・でしょうか??
ずっっと気になっていたのです。

また教えてください。
有るようなら見せて下さいな。

 

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